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阪神淡路大震災、そして復興

クラブ精神を発揮したボランティア活動

 

1995年1月17日未明。
「何が起きたのかっ!」
未だかつて経験したことの無い震度7の激しい揺れに、多くの犠牲者と未曾有の被害をもたらした阪神大震災。当クラブも建物の損壊、コースの地割れなど出たものの、幸い営業に支障が無い程度の被害で済みました。

しかし、地元神戸の甚大な被害と途方に暮れる被災者を前に、「営業や修復よりも地元の復興を」の決断で、1月22日よりクラブハウスを一般開放し、ライフラインが寸断され、通常の生活もままならない被災者の皆様に浴場と食事を提供する事にしました。
1~2時間もの待ち時間になった浴場一般開放は2月28日までに延べ 5,928名の方がご利用になられました。 また、被災地では口に出来ない、温かい食事を安価で提供していたため、多くの被災者から感謝の言葉を頂戴しました。

そして、今では震災の爪あとを探すのも難しいほど「みなと神戸」は復興しました。
私達はあの時の助け合いの精神を忘れず、被害に遭われた6,000余名を超す尊い命に改めてご冥福をお祈り致します。